足を踏んだらごめんなさい

社交ダンス初心者の備忘録

社交ダンス楽しい

社交ダンスを習い始め、約一年たって変わったこと。

自分に足りないものが何か、具体的に言えるようになってきた。

 

はじめは自分が何をやっているのかもわからなかったし、自分がどういう動きをしているのかも知らなかった。

何も知らず、最初はそれでも楽しかった。

 

しかしある日、自分の踊る姿を動画で見てしまった。

衝撃だった。私は今までこんなに醜い姿をさらしていたのかと。

みんながお世辞を言ってくれていたのを把握した。

去年の夏から今年の冬までがつらかった。

先生やおじさんたちの言うことが、正論なんだけどきつかった。自分が下手くそだとわかっているがゆえに。そしてその原因がわからないがゆえに。

永遠に光の見えないトンネルのようだった。

 

今、ようやくかすかな光が見えてきた。

ここから先が、本当に社交ダンスの楽しさがわかるという領域なのだろうと感じている。

そこへ一歩足を踏み出した予感がする。

初心者から中級者への入り口に立ったのだ。意識的には。

 

自分に足りないものがわかる。それだけでずいぶん気持ちが楽になった。

足りないのがわかることが楽しい。それですら今は楽しい。

 

ちなみに、スタンダードのことはまだぜんぜんわからない。

今年はとりあえずラテン強化期間にしたい。