ワルツが踊りやすい理由について
昨日、なんでワルツは最初に習う種目なのかってことを考えていたんです。
三拍子なんて変則的なリズムで本来やりづらいはずなのだが、そこに慣れれば案外とっつきやすい。
むしろ慣れ親しんだ四拍子の方が難しい。なぜなのだ?
そしてひらめきました。
ワルツが初心者でも踊りやすい理由を。
テンポが一定だからだ!
ワルツは「1,2,3」というカウントで踊る。
たまに「1,2と3」みたいに「と」が入ることもあるが、基本的には常に同じテンポで動いていればいい。
これって初心者には非常に助かることなのだ。
なぜならダンスの難しさの一つは、音のタメにある。
たとえばスロー。
スローのカウントは「スロー(S)」と「クイック(Q)」で表される。
QはSの半分の長さで、SはQの二倍ということになっているのだが…
このSカウントが思ったより長い!体感速度の1.5倍くらいある。
自分が考えているよりスロ~~~を長く伸ばさないと、リーダーより先に動いてしまい、足を踏む。
Sカウントのときの動作をゆったりできると、音楽に乗れるんだと思う。
私がいつまでたってもスローの感覚を掴めないのは、このタメの表現ができないからだ。
ルンバでよく音を外すのも、タメることができないせいだ。
ルンバは「2,3,4,1」というカウントで、「1」のときには動かない。
しかし初心者は常に焦っており無駄に動きたがるため、1のカウントでも動いてしまい、いつのまにか裏拍で踊っている。
うまい人は1のカウントが長く、234でいきなり動いたように見える。かっこいい!
タンゴも、初心者とうまい人ではまったく違うダンスになる。
初心者のカウントは「スロー、スロー、クイッククイック」
ブルースと同じリズムである。
うまい人は「スロー、スロ~~~と!クイックイッ」
クイックまだかよ!って感じにスローが長い。
5ステップやるとき、初心者は「1,2,3,4,5」
うまい人は「クイックイックイックイッと!スロ」
だった。
タンゴはなぜかタメの感覚が掴みやすかった。
自分のカウントだといまだに早すぎるが、リーダーのカウントに合わせればいい感じに踊れる。
たぶん首をフンッ!てするリードがあるので、スローよりカウントがわかりやすいんだと思う。
サンバもずっと同じテンポだからやりやすいんだな。たぶんパソも。
ていうかよく考えたらタンゴって4拍子じゃなくて2拍子じゃん。
もしかして4拍子って一番踊りにくくない??